活動報告

避難訓練、研修会、会議等さまざまな活動をしていきます。

活動報告

6月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回は「高齢者の夏バテの症状とは」です。

高齢者に限らず、誰にでもあてはまることとして、夏バテで現れるのは以下のような症状です。
胃腸の不調
食欲の低下
不眠
肩こりや腰痛
体のだるさ、重さを感じる

とくに高齢者は熱中症にもなりやすいです。
暑さを感じにくい、喉の渇き感じにくい、体温調節機能が低下して、汗をかきにくい
体内の水分量がもともと少ない、といった特徴があり、注意が必要です。

夏バテ対策のポイントとして
水分補給
栄養のある食事
適度な運動   が、重要です。
また、エアコンや扇風機をうまく活用し、涼しい環境を整えましょう。

私たち介護スタッフは、利用者のちょっとした変化や症状を見落とさないよう注意し、
ケアやサポートをしていかないといけません。

5月の研修会

利用者、職員合同の研修を行いました。今回は「寒暖差疲労の症状・原因について」です。
寒暖差疲労とは‥気温の寒暖差によって自律神経がうまく機能せず、体が疲れてしまう状態のことを言います。
また、体の不調のみならず、精神的な不調ももたらすことがあります。

寒暖差疲労の症状として耳鳴り、頭痛、めまい、肩こり、腰痛、冷えやむくみ、ほてり、などの体の不調や、
いらいら、不安や落ち込みなど、心の不調があります。

寒暖差疲労のにならないためは、入浴が最も効果的です。
少しぬるめの38~40度の湯船に10~20分浸かると良いでしょう。

そしてバランスの良い食事、良質な睡眠、が体の回復を高めます。
また、ウォーキングやストレッチなど適度な運動で、筋力や体力をつけましょう。

4月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「プライバシーとは」です。

プライバシーの意味:個人や家庭内の私事、私生活、個人の秘密。それが他人から干渉、侵害されない権利。
介護現場におけるプライバシーとは?
・事故防止を目的に、様々な行動を監視される。
・入浴時、介護職員に裸を見られる。
・排泄時、安全のため介護職員に監視される。
・送迎時、部屋の中まで施設の職員が迎えに来る。

介護を受ける側に立った時、これらをどう感じますか?

また、利用者(要介護者)が重度化するほど、個人のプライバシーはなくなっていきます。
プライバシーを守る、と言っても非常に難しく、要介護者の安全や見守りを優先させるがためにプライバシーを侵害してしまいます。
介護を受ける側がどれだけ精神的な苦痛を与えず、家庭で過ごしているような安心した気持ちで過ごせるのかが、重要な課題です。

3月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回は「健康長寿になるため、こころの持ち方」についてです。

高齢者特有のストレスについて見てみましょう

心理的要因‥退職、配偶者の死、経済的問題などの喪失体験
身体的要因‥身体的衰え、視覚、聴覚などの感覚機能の低下
生理学的要因‥脳の萎縮による記憶力、判断力の低下
社会文化的要因‥人間関係や精神的な病気などに対する偏見

などがあげられます。ストレスが原因となる病気を防ぐためには、ストレスに気づき、早めの対処が大切です。
対処法として
・配偶者、友人に話を聞いてもらう。
・趣味の集いなどに参加する。
・スポーツなどで体を動かす。

などがあります。
また「笑うこと」も、とても大切です。
声を出して笑うことにより、腹式呼吸となり、リラックス効果があるとも言われています。

そして、ストレスに負けないために、人生に目標をもって生きることも大切です。
どんな小さな目標でも、目指すものがあれば、前向きな気持ちで過ごすことができるものです。

2月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回は「虐待」について、資料を読み合いました。

身体的虐待:暴力的行為によって、身体に傷やあざ、痛みを与える行為
心理的虐待:脅しや侮辱などの言葉や態度に、無視、嫌がらせ等によって、精神的苦痛を与えること。
性的虐待 :本人が同意していない性的な行為や、その強要。
経済的虐待:本人の合意なしに財産や金銭を使用したり、本人が希望する金銭の使用を理由なく制限すること。
介護、世話の放任・放棄:必要な介護サービスの利用を妨げたり、世話をしない等により、生活環境や身体的・精神的状態を悪化させること。

また、緊急事態、要介入、見守り・支援など、虐待の程度も様々です。
家庭での介護、入所施設での介護など、状況により虐待の種類も程度も様々です。
悪意のない、良かれと思ってしたことでも、虐待(無自覚型虐待)につながる場合もあり、
大変難しい問題であると思います。

最近、報道されている実際の虐待事例を通じて、話し合い、改めて研修の必要性を認識しました。

1月の研修会

雪のため1月の研修会を1週間延期し、本日行いました。今回は認知症について、
「認知症予防できていますか?」という資料を読みました。
認知症にならないための10カ条(杉山孝博医師が考案したもの)
1.脳血管を大切にする
2.食生活を整える
3.運動に心がける
4.飲酒、禁煙が過度にならないようにする
5.活動。思考を単調にしないように努める
6.生き生きとした生活を送る
7.家族、隣人、社会との人間関係を普段から円滑にしておく
8.自らの健康管理に心がける
9.病気や障害の予防や治療に努める
10.寝たきりにならないよう心がける

上記の内容は認知症に限らず、健康な生活を送るために大切なことばかりです。
また、魚や野菜、果物、大豆製品など、バランスの良い食事もとても大切です。

12月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今月は「感染症の種類・対策」についてです。

高齢者が特に気をつけたい感染症10選
・新型コロナウイルス
・インフルエンザ
・肺炎(肺炎球菌など)
・結核
・レジオネラ肺炎
・ノロウイルス感染症
・尿路感染症
・帯状疱疹
・腸管出血性大腸菌感染症(O-157など)

感染経路として、接触感染、空気感染、飛沫感染が挙げられます。
感染症を防ぐには、
接触感染を防ぐために、吐いたもの等には「直接触れない」
空気感染を防ぐために、「換気」をこまめに行う。
飛沫感染しないために、「マスクの着用」を徹底する。

免疫力を強化させるため、食事や睡眠、運動など、普段の生活に気をつけ、バランスの良い食事を心がける。
また、手洗い・うがいを徹底することも大切です。

11月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「虐待」。種類や程度について話しました。

身体的、心理的、性的、経済的、介護や世話の放棄や放任、など様々な虐待があります。
また、緊急事態、要介入、見守り・支援など、虐待の程度も様々です。

家庭での介護、入所施設での介護など、状況により虐待の種類も程度も様々です。
悪意のない、良かれと思ってしたことでも、虐待(無自覚型虐待)につながる場合もあり、
大変難しい問題であると思います。

9月の研修会

今回、利用者、職員合同で地震発生時の訓練を行いました。

大きな揺れを感じたら、火元の確認、机の下で身を守る。
揺れがおさまったら、電気のスイッチ、ブレーカーを切る。
避難経路を確認し、外へ避難する。等
職員の指示に従い、安全に行うことができました。

6月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「熱中症の予防と対策」です。

今年は早々に梅雨明けし、暑い日が続いています。

・水分をこまめに摂る。
・塩分を程よく摂る。
・エアコンを適切に使用し、睡眠環境を整える。
・外出時は防止や日傘を使用したり、冷却グッスも活用する。
・バランスの良い食事を心掛けて、丈夫な体を作る。
など、テレビでもよく言っていることですが、とても重要です。

また高齢者は体内の水分が不足しがちです。また、暑さに関する感覚機能や調整機能も低下します。

コロナウイルス感染対策としてのマスクの着用ですが、屋外で2m以上(十分な距離)離れている時は
マスクを外しましょう、とも言われています。
また、マスク着用時はこまめに水分補給をし、激しい運動は避けましょう。

まだまだ暑い日が続きますが、元気にこの夏を乗り切りましょう。