避難訓練、研修会、会議等さまざまな活動をしていきます。
活動報告
活動報告
- 9月の研修会
-
今回、利用者、職員合同で地震発生時の訓練を行いました。
大きな揺れを感じたら、火元の確認、机の下で身を守る。
揺れがおさまったら、電気のスイッチ、ブレーカーを切る。
避難経路を確認し、外へ避難する。等
職員の指示に従い、安全に行うことができました。足の不自由な人、パニックになってしまう人、さまざまな障害に応じた配慮が必要であり、
今後も繰り返し訓練を行い、落ち着いて安全に避難できるようにしなければなりません。
- 8月の研修会
-
利用者、職員合同の研修会を行いました。今月は「感染症の種類・対策」についてです。
高齢者が特に気をつけたい感染症10選
・新型コロナウイルス
・インフルエンザ
・肺炎(肺炎球菌など)
・結核
・レジオネラ肺炎
・ノロウイルス感染症
・尿路感染症
・帯状疱疹
・腸管出血性大腸菌感染症(O-157など)感染経路として、接触感染、空気感染、飛沫感染が挙げられます。
感染症を防ぐには、
接触感染を防ぐために、吐いたもの等には「直接触れない」
空気感染を防ぐために、「換気」をこまめに行う。
飛沫感染しないために、「マスクの着用」を徹底する。免疫力を強化させるため、食事や睡眠、運動など、普段の生活に気をつけ、バランスの良い食事を心がける。
また、手洗い・うがいを徹底することも大切です。 - 7月の研修会
-
利用者様、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「口腔ケア」についてです。
歯を磨くことだけを「口腔ケア」と言うのではなく、舌や歯茎、粘膜、入れ歯の清掃や、咀しゃくし飲み込む機能を
維持、回復する口から喉にかけてのリハビリも含めた幅広い意味を持っています。
また、口腔環境は、全身疾患や感染症など、健康とも密接に関連しています。
よく噛んで食べると唾液が分泌され、脳も刺激され、活性化にもつながります。
おいしいものを食べる楽しみも、精神的に大きな支えになりますね。
利用者様にも食後には歯磨きやマウスウォッシュ等を使用して、口腔ケアを習慣づけていただけるよう
声掛けを行っていきたいと思います。
- 6月の研修会
-
利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「熱中症の予防と対策」です。
梅雨目前、蒸し暑い日が続いています。
・水分をこまめに摂る。
・塩分を程よく摂る。
・エアコンを適切に使用し、睡眠環境を整える。
・外出時は防止や日傘を使用したり、冷却グッスも活用する。
・バランスの良い食事を心掛けて、丈夫な体を作る。
など、テレビでもよく言っていることですが、とても重要なことです。また、気温と湿度をいつも気にしましょう。
高齢者は水分摂取量も少なく体内の水分が不足しがちです。また、暑さに関する感覚機能や調整機能も低下します。
梅雨が明けると夏本番です。元気にこの夏を乗り切りましょう。
- 5月の研修会
-
利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「防災訓練」です。
災害発生時に適切な対処を行えるよう、代表的な訓練として
1 各戸訓練
2 初期消火訓練
3 情報収集・伝達訓練
4 避難訓練
5 救出・救護訓練
6 給食・給水訓練
7 災害図上訓練があります。
個人での訓練となると、1の各戸訓練が最も重要になります。身の安全確保、出火防止など、地震発生直後に
落ち着いて行動できるよう、日頃から訓練をしないといけないと思いました。 - 4月の研修会
-
利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「プライバシーとは」です。
プライバシーの意味:個人や家庭内の私事、私生活、個人の秘密。それが他人から干渉、侵害されない権利。
介護現場におけるプライバシーとは?
・事故防止を目的に、様々な行動を監視される。
・入浴時、介護職員に裸を見られる。
・排泄時、安全のため介護職員に監視される。
・送迎時、部屋の中まで施設の職員が迎えに来る。介護を受ける側に立った時、これらをどう感じますか?
また、利用者(要介護者)が重度化するほど、個人のプライバシーはなくなっていきます。
プライバシーを守る、と言っても非常に難しく、要介護者の安全や見守りを優先させるがためにプライバシーを侵害してしまいます。
介護を受ける側が精神的に苦しむことのないよう、心がけないといけません。普段から介護職員は利用者の声に耳を傾け、信頼関係を築くことがとても大切です。
- 3月の研修会
-
利用者、職員合同の研修会を行いました。今回は「健康長寿になるためのこころの持ち方」についてです。
高齢者特有のストレスについて見てみましょう
心理的要因‥退職、配偶者の死、経済的問題などの喪失体験
身体的要因‥身体的衰え、視覚、聴覚などの感覚機能の低下
生理学的要因‥脳の萎縮による記憶力、判断力の低下
社会文化的要因‥人間関係や精神的な病気などに対する偏見などがあげられます。ストレスが原因となる病気を防ぐためには、ストレスに気づき、早めの対処が大切です。
対処法として
・配偶者、友人に話を聞いてもらう。
・趣味の集いなどに参加する。
・スポーツなどで体を動かす。などがあります。
また「笑うこと」も、とても大切です。
声を出して笑うことにより、腹式呼吸となり、リラックス効果があるとも言われています。そして、ストレスに負けないために、人生に目標をもって生きることも大切です。
どんな小さな目標でも、目指すものがあれば、前向きな気持ちで過ごすことができるものです。 - 2月の研修会
-
利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「虐待」。種類や程度について話しました。
身体的、心理的、性的、経済的、介護や世話の放棄や放任、など様々な虐待があります。
また、緊急事態、要介入、見守り・支援など、虐待の程度も様々です。家庭での介護、入所施設での介護など、状況により虐待の種類も程度も様々です。
悪意のない、良かれと思ってしたことでも、虐待(無自覚型虐待)につながる場合もあり、
大変難しい問題であると思います。 - 1月の研修会
-
利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「高齢者の低栄養対策のための食生活とは」です。
高齢者の食生活は、独居や高齢者だけの世帯になると同じものばかり食べる、買い物や調理が億劫になる、食事回数が減る、
などの特徴があります。これらの特徴から低栄養状態に陥ってしまうこともあります。
代表的な低栄養の要因として、以下のものが挙げられます。
1 独居、介護力不足、、ネグレクトなどによる社会的要因
2 認知機能障害、うつ、誤嚥、窒息の恐怖などによる精神的心理的要因
3 味覚、臭覚障害、食欲低下などによる加齢の関与
4 臓器不全、炎症、疼痛、義歯などの口腔の問題、咀嚼、嚥下障害などによる疾病要因
低栄養なると、筋肉量が減少し、骨折の危険性も増します。
また免疫機能の低下により、風邪を引きやすくなったりします。
低栄養を予防し、老化を遅らせるための食生活として、以下のものが挙げられます。
1 バランス良く3食摂り、欠食はしない。
2 動物性たんぱく質を充分に摂る。
3 魚と肉の摂取割合は1:1程度にする。
4 肉は、さまざまな種類を摂り、偏らないようにする。
5 油脂類の摂取が不足しないようにする。
6 牛乳は毎日200ml以上飲むようにする。
7 野菜は、豊富な種類を毎日摂り、火を通して摂取量を確保する。
8 食欲がない時は、とくにおかずを先に食べ、ご飯を残す。
9 食材の調理法や保存法を習熟する。
10 酢や香辛料、香味野菜を充分に取り入れる。
11 味見してから調味料を使う。
12 和風、中華、洋風と、さまざまな料理を取り入れる。
13 定期的に義歯の点検を受ける。
14 会食の機会を豊富につくる。
15 健康情報を積極的に取り入れる。
毎食完璧でなくても、1日の中で栄養バランスを整えるようにし、
その日に食べられなければ翌日に摂り入れるように、心がけましょう。
- 12月の研修会
-
12月の研修会を行いました。今回のテーマは「物忘れの原因 認知症」について、です。
物忘れ:言葉と人の名前が出てこない、物のしまい場所を忘れる、などが増えますが、
日常生活にはさほど支障は出ません。
しかし、対策をしないとだんだん物忘れがひどくなり、軽度認知障害→認知症となる恐れがあります。
認知症の原因
アミロイドβというタンパク質が炎症や栄養不足、毒素から脳を守るために奮闘しています。
しかし脳への攻撃が長く続くと、アミロイドβは脳を攻撃し、脳神経を破壊し、認知症が進行していきます。
脳のためだけではなく、まずは栄養バランスのとれた食事を心がけたいですね。