利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「個人情報とは」です。
特定の個人を識別することができる情報(氏名、性別、生年月日、マイナンバー、家族、収入など)を意味します。
介護現場における個人情報
介護サービスの利用開始までに、性格、特徴、生い立ちや経済状況、身体状況、病歴など様々な情報がケアマネジャーや
介護サービス事業所に共有されます。
サービスの開始後は、バイタルサインや日々の介護記録、支払い履歴などの情報が記録されます。
様々な関係者が利用者の個人情報を知ることになります。請求業務、パソコンデータ、メモリースティックなど、様々な方法で
日々個人情報がやりとりされています。
個人情報の管理とは「個人情報を漏洩させない」ことです。
施設で働く職員、施設を出入りする職員、施設を退職した職員、パソコン、タブレット等がウイルスに感染した時、泥棒が入った時
など、認識や管理、対策の甘さによって漏洩します。
個人情報を盗むのも漏洩させるのも、すべて人間です。プライバシーが侵害されたり、犯罪に巻き込まれたり、だまされたりして
「人が傷つく」ということを、充分認識しないといけません。