3月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回は「健康長寿になるためのこころの持ち方」についてです。

高齢者特有のストレスについて見てみましょう

心理的要因‥退職、配偶者の死、経済的問題などの喪失体験
身体的要因‥身体的衰え、視覚、聴覚などの感覚機能の低下
生理学的要因‥脳の萎縮による記憶力、判断力の低下
社会文化的要因‥人間関係や精神的な病気などに対する偏見

などがあげられます。ストレスが原因となる病気を防ぐためには、ストレスに気づき、早めの対処が大切です。
対処法として
・配偶者、友人に話を聞いてもらう。
・趣味の集いなどに参加する。
・スポーツなどで体を動かす。

などがあります。
また「笑うこと」も、とても大切です。
声を出して笑うことにより、腹式呼吸となり、リラックス効果があるとも言われています。

そして、ストレスに負けないために、人生に目標をもって生きることも大切です。
どんな小さな目標でも、目指すものがあれば、前向きな気持ちで過ごすことができるものです。

2月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「虐待」。種類や程度について話しました。

身体的、心理的、性的、経済的、介護や世話の放棄や放任、など様々な虐待があります。
また、緊急事態、要介入、見守り・支援など、虐待の程度も様々です。

家庭での介護、入所施設での介護など、状況により虐待の種類も程度も様々です。
悪意のない、良かれと思ってしたことでも、虐待(無自覚型虐待)につながる場合もあり、
大変難しい問題であると思います。

1月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「高齢者の低栄養対策のための食生活とは」です。

高齢者の食生活は、独居や高齢者だけの世帯になると同じものばかり食べる、買い物や調理が億劫になる、食事回数が減る、

などの特徴があります。これらの特徴から低栄養状態に陥ってしまうこともあります。

 

代表的な低栄養の要因として、以下のものが挙げられます。

1 独居、介護力不足、、ネグレクトなどによる社会的要因

2 認知機能障害、うつ、誤嚥、窒息の恐怖などによる精神的心理的要因

3 味覚、臭覚障害、食欲低下などによる加齢の関与

4 臓器不全、炎症、疼痛、義歯などの口腔の問題、咀嚼、嚥下障害などによる疾病要因

低栄養なると、筋肉量が減少し、骨折の危険性も増します。

また免疫機能の低下により、風邪を引きやすくなったりします。

 

低栄養を予防し、老化を遅らせるための食生活として、以下のものが挙げられます。

1 バランス良く3食摂り、欠食はしない。

2 動物性たんぱく質を充分に摂る。

3 魚と肉の摂取割合は1:1程度にする。

4 肉は、さまざまな種類を摂り、偏らないようにする。

5 油脂類の摂取が不足しないようにする。

6 牛乳は毎日200ml以上飲むようにする。

7 野菜は、豊富な種類を毎日摂り、火を通して摂取量を確保する。

8 食欲がない時は、とくにおかずを先に食べ、ご飯を残す。

9 食材の調理法や保存法を習熟する。

10 酢や香辛料、香味野菜を充分に取り入れる。

11 味見してから調味料を使う。

12 和風、中華、洋風と、さまざまな料理を取り入れる。

13 定期的に義歯の点検を受ける。

14  会食の機会を豊富につくる。

15 健康情報を積極的に取り入れる。

 

毎食完璧でなくても、1日の中で栄養バランスを整えるようにし、

その日に食べられなければ翌日に摂り入れるように、心がけましょう。

12月の研修会

12月の研修会を行いました。今回のテーマは「物忘れの原因 認知症」について、です。

物忘れ:言葉と人の名前が出てこない、物のしまい場所を忘れる、などが増えますが、

日常生活にはさほど支障は出ません。

しかし、対策をしないとだんだん物忘れがひどくなり、軽度認知障害→認知症となる恐れがあります。

認知症の原因

アミロイドβというタンパク質が炎症や栄養不足、毒素から脳を守るために奮闘しています。

しかし脳への攻撃が長く続くと、アミロイドβは脳を攻撃し、脳神経を破壊し、認知症が進行していきます。

脳のためだけではなく、まずは栄養バランスのとれた食事を心がけたいですね。

11月の研修会

1週間遅れで、利用者様、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「口腔ケア」についてです。

歯を磨くことだけを「口腔ケア」と言うのではなく、舌や歯茎、粘膜、入れ歯の清掃や、咀しゃくし飲み込む機能を

維持、回復する口から喉にかけてのリハビリも含めた幅広い意味を持っています。

また、口腔環境は、全身疾患や感染症など、健康とも密接に関連しています。

よく噛んで食べると唾液が分泌され、脳も刺激され、活性化にもつながります。

おいしいものを食べる楽しみも、精神的に大きな支えになりますね。

利用者様にも食後には歯磨きやマウスウォッシュ等を使用して、口腔ケアを習慣づけていただけるよう

声掛けを行っていきたいと思います。

10月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「高齢者の権利擁護」についてです。

権利擁護、つまり、権利を守る、ということです。

行政的には、市町村が設置する地域包括支援センターに相談窓口が置かれ、公的な支援を受けることができます。
中でも成年後見制度や日常生活自立支援事業の利用の支援等が重要です。

高齢者の財産保護については、成年後見制度の利用が最も推奨されます。
認知症、知的障害、精神障害等を理由に、判断が困難な場合、保佐人、補助人、後見人をつけることができます。

日常生活支援総合事業は、介護保険のサービス、福祉サービスの利用援助がなされます。
また、年金や福祉手当の手続き代行、医療費等の支払いの代行、など、金銭管理サービスが行われます。

人権侵害に対しての申し立てがあれば、各地域の法務局にて財産や身分関係の保護、登記、戸籍等民事行政業務、基本的人権を守る人権擁護事務等を行っています。

自己決定できること、認知症になっても家族や地域の支えで、自分らしい人生が全うできること、他者から人権や財産を侵されないこと、が高齢者の尊厳ある人生です。

9月の研修会

今回、利用者、職員合同で地震発生時の訓練を行いました。

大きな揺れを感じたら、火元の確認、机の下で身を守る。
揺れがおさまったら、電気のスイッチ、ブレーカーを切る。
避難経路を確認し、外へ避難する。等
職員の指示に従い、安全に行うことができました。

8月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回は「虐待」について、資料を読み合いました。

5つの虐待について
身体的虐待:暴力的行為によって、身体に傷やあざ、痛みを与える行為
5つの虐待の中で最も高い割合を占めています。
心理的虐待:暴言、威圧、脅しや侮辱などの言葉や態度、無視、嫌がらせ等によって、精神的苦痛を与えること。
性的虐待 :わいせつ行為をはじめ、本人が同意していない性的な行為や、その強要。
経済的虐待:本人の合意なしに財産や金銭を使用したり、本人が希望する金銭の使用を理由なく制限すること。
介護等の放任・放棄:必要な介護サービスの利用を妨げたり、世話をしない等により、生活環境や身体的・精神的状態を悪化させること。

また、介護施設で虐待が起こる理由は、「教育、知識、介護技術等に関する問題」が最多です。
在宅介護で虐待が起こる理由は、「虐待者の介護疲れ、介護ストレス」が最多です。

被介護者と家族にできること
虐待されても自覚のない高齢者、障がい者、自分が虐待しているという自覚のない虐待者がいます。当事者全員が虐待を認識しているとは
限らないため、注意深く対応する必要があります。報道されている実際の虐待事例を通じて、話し合い、改めて研修の必要性を認識しました。

7月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回は東京都江戸川区危機管理室 江戸川みんなの防災プロジェクトが発行している「水害から身を守る行動」をいう資料を参照し、これからの季節、台風や大雨などの
災害について学びました。

6月の研修会

利用者、職員合同の研修会を行いました。今回は「高齢者の夏バテの症状とは」です。

高齢者に限らず、誰にでもあてはまることとして、夏バテで現れるのは以下のような症状です。
胃腸の不調
食欲の低下
不眠
肩こりや腰痛
体のだるさ、重さを感じる

とくに高齢者は熱中症にもなりやすいです。
暑さを感じにくい、喉の渇き感じにくい、体温調節機能が低下して、汗をかきにくい
体内の水分量がもともと少ない、といった特徴があり、注意が必要です。

夏バテ対策のポイントとして
水分補給
栄養のある食事
適度な運動   が、重要です。
また、エアコンや扇風機をうまく活用し、涼しい環境を整えましょう。

私たち介護スタッフは、利用者のちょっとした変化や症状を見落とさないよう注意し、
ケアやサポートをしていかないといけません。