避難訓練、研修会、会議等さまざまな活動をしていきます。
活動報告
活動報告
- PCR検査
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新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策として、感染者の早期発見、及びクラスター発生の未然防止を図るため、
高齢者施設、障害福祉施設の従事者を対象とした社会的検査(唾液採取によるPCR検査)を、2月から実施しております。
- 1月の研修会
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利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「個人情報とは」です。
特定の個人を識別することができる情報(氏名、性別、生年月日、マイナンバー、家族、収入など)を意味します。
介護現場における個人情報
介護サービスの利用開始までに、性格、特徴、生い立ちや経済状況、身体状況、病歴など様々な情報がケアマネジャーや
介護サービス事業所に共有されます。
サービスの開始後は、バイタルサインや日々の介護記録、支払い履歴などの情報が記録されます。
様々な関係者が利用者の個人情報を知ることになります。請求業務、パソコンデータ、メモリースティックなど、様々な方法で
日々個人情報がやりとりされています。
個人情報の管理とは「個人情報を漏洩させない」ことです。
施設で働く職員、施設を出入りする職員、施設を退職した職員、パソコン、タブレット等がウイルスに感染した時、泥棒が入った時
など、認識や管理、対策の甘さによって漏洩します。
個人情報を盗むのも漏洩させるのも、すべて人間です。プライバシーが侵害されたり、犯罪に巻き込まれたり、だまされたりして
「人が傷つく」ということを、充分認識しないといけません。
- 12月の研修会
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利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「プライバシーとは」です。
プライバシーの意味:個人や家庭内の私事、私生活、個人の秘密。それが他人から干渉、侵害されない権利。
介護現場におけるプライバシーとは?
・事故防止を目的に、様々な行動を監視される。
・入浴時、介護職員に裸を見られる。
・排泄時、安全のため介護職員に監視される。
・送迎時、部屋の中まで施設の職員が迎えに来る。
介護を受ける側に立った時、これらをどう感じますか?
利用者(要介護者)が重度化するほど、個人のプライバシーはなくなっていきます。
1自立した元気な高齢者の場合
2介護度の軽い要支援者(軽介護)の場合
3介護を必要とする要介護1~2(中等度介護者)の場合
4介護を必要とする要介護3~5(重等度介護者)の場合
3の場合、介護を必要とする場面が増え、プライバシーの侵害が大きくなってきます。
4においては、もはやプライバシーを侵害しないことが難しい状況になります。
プライバシーを守る、と言っても、非常に難しく、要介護者の安全や見守りを優先させるがためにプライバシーを侵害してしまいます。
介護を受ける側がどれだけ精神的な苦痛を与えず、家庭で過ごしているような安心した気持ちで過ごせるのかが、重要な課題です。
- 11月の研修会
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利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「虐待」について、種類や程度など、資料を参考に話し合いました。
一言で「虐待」といっても様々な状況があります。
主な種類として
「身体的虐待」「心理的虐待」「性的虐待」「経済的虐待」「介護や世話の放任、放棄」があります。
また虐待の状況の深刻さから、「緊急事態」「要介入」「見守り、支援」の3つのレベルに分けて考えることができます。
「身体的虐待」 暴力的行為により身体に傷やあざ、痛みを与える行為や外部との接触を意図的、継続的に遮断する行為。
「心理的虐待」 脅しや侮辱などの言葉や態度、無視等により精神的苦痛を与えること。
「性的虐待」 本人の同意のない性的な行為やその強要。
「経済的虐待」 本人の合意無しに財産や金銭を利用し、本人が希望する金銭の使用を理由無く制限すること。
「介護や世話の放任・放棄」 必要な介護サービスの利用を妨げる、世話をしない等により生活環境や身体的、精神的状態を悪化させること。
「緊急事態」 生命に関わるような重大な状況を引き起こしており、一刻も早く介入する必要がある。
「要介入」 放置しておくと心身の状況に重大な影響を生じるか、そうなる可能性が高い状態。専門職による介入が必要。
「要見守り、支援」 心身への影響は部分的であるか顕在化していない状態。介護の知識不足や介護負担の増加などにより、不適切なケアになっていたり、
長年の生活習慣の中で生じた言動などが虐待に繋がりつつある、と思われる場合などがある。
虐待かどうかの判断に迷うことの多い状態。放置すると深刻化する場合もあるため、本人や家族の支援、介護サービスの見直し等が大切。
家庭での介護、入所施設での介護、状況により様々なケースがあると思います。
虐待か虐待ではないか、グレーゾーンの部分もあり、大変難しい問題であると思います。
- 10月の研修会
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利用者、職員合同の研修会を行いました。今回は「新型コロナウイルス感染症への対応について」です。
症状:症状発熱や呼吸器症状が1週間前後続くことが多く、強いだるさを訴える人が多い。
うつらないために、うつさないために
手洗い:外出先からの帰宅時、食事前など、こまめに手を洗いましょう。
咳エチケット:咳やくしゃみをする際、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、飛沫を防ぎましょう。
3密を避ける
①密閉空間 ②密集場所 ③密接場所
日々の健康維持のために、適度な運動をし、食生活、口腔ケアをしっかりとしましょう。
これからインフルエンザウイルスも流行する季節ですが、コロナウイルスと同じように、対策、健康維持に努めていきたいですね。
- 9月の研修会
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利用者、職員合同の研修会を行いました。今回は地震の際の避難訓練を行いました。
揺れを感じたら、落ち着いてテーブルや机の下などで身を守る。
「地震が発生しました。職員の指示に従って、落ち着いて行動してください。」
揺れが収まったら火の元の確認、ガスの元栓を閉め、電気のスイッチ、ブレーカーを切る。
次に避難開始。職員の誘導に従い、足元に注意し安全な場所へ避難する。
利用者、職員の人数を確認。安全に避難することができた。
地震発生から3分で避難することができた。
利用者には、言葉がけや身体介助で、安心して安全に避難することが大事だと思います。
また、繰り返し訓練することも重要です。
- 8月の研修会
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利用者、職員合同の研修会を行いました。今回のテーマは「認知症予防のための食事」についてです。
1.バランスの良い食事
2.摂取カロリーを守る
3.塩分、糖分、間食を控える
ことが大事です。認知症予防だけでなく、生活習慣病の改善にもつながります。
魚(DHAやEPA)、緑黄色野菜、豆類、果実類、カレー(ウコン)、コーヒー、赤ワイン(ポリフェノール)緑茶(カテキン)などが
認知症の予防になる食べ物です。
また自分で調理することも認知症予防におススメです。
頭を使い、また立って行うことにより身体機能も維持できます。
- 7月の研修会
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利用者、職員合同の研修会を行いました。今回は自然災害について、県から配信の自然災害対策の動画を見ながら、行いました。
地震や津波、土石流発生時の動画等を見て、自然の怖さを改めて感じました。
これから台風の季節もやってきます。
常に最新の情報を収集し、落ち着いて安全に行動できるよう、心がけたいです。
- 6月の研修会
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職員、利用者さん合同の研修会を行いました。今月のテーマは「熱中症、食中毒について」です。
ここ数年「熱中症」という言葉をテレビなどで聞くことが多くなったかと思いますが、
どういった症状が起こるのでしょうか。
気温や湿度が高い場所にいるうちに体温調節機能がうまく働かず、体に熱がたまり体温が上がったり、
多量の汗をかくことにより体内の塩分が減り、頭痛、めまい、吐き気などいろいろな症状が起こります。
めまいや立ちくらみなどの軽い症状から、意識障害、けいれんなど重い症状まであります。
たとえ室内や夜でも熱中症になる恐れがあります。こまめに水分補給をし、エアコンや扇風機も使いましょう。
また、コロナウイルス感染対策の為、マスクが手放せなくなっています。マスクをしていると喉が潤い、渇きを
感じにくくなります。そうなると水分摂取量が減り、脱水症状が起こる危険があります。
喉が渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう。
高気温、高湿度の夏場だけに限らず、食中毒も1年中起こるので、注意が必要です。
防ぐには「つけない」「増やさない」加熱し「やっつける」ことが重要です。
そして食べる前にはしっかり手を洗うことも大事です。
- 5月の研修会
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利用者、職員合同の研修会を行いました。
今回は防災訓練について、です。
家庭で地震が起こった時の訓練について、話しました。
揺れを感じた時はまず、安全確保。
出火防止、避難路の確保、情報収集、安全な場所への避難、また、
非常用持出袋を日頃から準備し、すぐに持って避難できるように、
皆で話しました。
近々、実際の訓練も行う予定です。