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さくらさくらでの活動の様子を投稿してゆきます。

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お誕生日会

利用者さんのお誕生日会を、いくつかまとめました。

皆さん笑顔が素敵ですね。おめでとうございます!

お誕生日会

5月9日、利用者様のお誕生日会をしました。

手作りケーキでお祝いし、賑やかで楽しい時間を過ごしました。

ハロウィーン

今日10月31日はハロウィーンです。

折り紙をちぎり、貼り絵をしました。個性のあるいろいろなお面ができました。

「徒然」大賞

日本障がい者就労支援協会が企画している「徒然」大賞とは?

古語で「徒然」とは、現代語に訳すると「物思いに耽る」という意味があります。吉田兼好の「徒然草」は鎌倉時代後期の随筆集として有名です。そこで、障がい者やそのご家族および障がい者支援に携わっている方々が、日頃感じている想いを気の向くままに表現していただき、それを発表していただくことを目的としたものが「徒然」大賞となります。

その当事者部門の優秀賞を、この秋に当施設の利用者様が受賞されました!

そのかたの作文をご紹介します。

「私の400の宝物」

まず私の事を説明をすると、脳性麻痺のアテトウゼ型で、簡単に言うと赤ちゃんが手足をばたばたさせているのと同じで、頭の中は47歳の男性ですが運動機能は生後半年で食事もトイレも介助が要ります。


 私は生まれた時から親が障がいを隠す事無くどこでも連れてってくれた事もあり、車椅子なので別に人とは少し違うけれど恥ずかしいとかの気持ちがあまり意識せずに育ちました。


 私が29歳の頃、父が亡くなったときの話を書くと、そのころは父が全部介助をしてくれていたので、絶望的で困った母が役所へ電話して取りあえず週一回デイサービスに行く事になり、これが初の福祉サービス利用でした。それで相談員に色々相談した事が私の人生を変えました。

 それから1年位経ち暮らしが落ち着いてくると何かしたくなり、足や声で動くパソコンを探してと相談員に頼んだら、伝の心と言うパソコンを探してくれて、伝の心と言うパソコンは呼吸で操作が出来るのでホームページやメールが出来るようになり世界が変わりました。自分は良い相談員に恵まれて、自分でも無理っぽいと思いながらこの人なら何とかしてくれると思って話せる、信頼してた相談員がいたので今があると思います。


 自分はそのころは何も知らないから、残された能力と福祉用具と福祉サービスを使って無理と思ってた事が出来、出来そうだとわかるとすぐに事業所や役所に交渉してくれて、今思うと感謝です。


 次に、自立生活体験室に行った話を書くと、その自立生活体験室を運営している事業所の理事長が、重度障がい者で生まれつきの脳性麻痺で、アテトウゼ型で在宅で一人暮らしをしていて自立生活体験室とは、障がい者が自立するためヘルパーさんを利用しながら短期間の間、暮らして自立生活プログラムに基づいた自己決定、自己選択、自己決断を実戦をするところで、私が行ったときは出来て二ヶ月で、行くと重度訪問介護制度を使ってヘルパーさんと在宅で一人暮らしをしている事業所の理事長がヘルパーさんと一緒に出迎えてくれました。


 一度あって聞きたい事があったので色んな話をして、理事長は私の母校の17年前の大先輩で当時は歩けたけど、頚椎をやられて二次障がいが出てくる人が多く今は車椅子で、話しをしていると何で施設に行かずに暮らせたのか不思議になってきて、昔はヘルパーさんもいないしどうしたの?と尋ねると、ボランティアを集めて介助をしてもらってたまにボランティアの人が来るのを忘れると、朝トイレにボランティアの人が座らしてくれて次のボランティアの人が来るまで座って過ごすけれどボランティアの人が来ないと一日中トイレで座って過ごした話や、ボランティアの人が集まっても重度障がい者が自立生活をするには難しかった時代で、行政と戦った話や自らヘルパーさんを探して事業所を作った話しをしてくれました。


 理事長と出会った事が自立生活体験室を利用するきっかけになったし、今後の生活を決めるにも私に似た障がいの人が自立生活が出来るのがわかった事が大きくて、理事長と出会う前は母が介助できなくなったら施設入所しか頭になかったけれど、障がいがあっても自分が決めた暮らし(自分らしく生きれる)ことに気が付きました。


 私は理事長と出会い、障がいがあるからこそできる事がやりたくなり、ヘルパー研修の講師や県の職員の研修で障がい当事者の思いを伝える活動をやりたくなりライターとして障がいに関する記事を書いたり、ユニバーサルデザインを広めるために団体を立ち上げて地元の学校の授業に行ったり、普段は施設にはあまり行かずに、ヘルパーさんと地域の囲碁サークルに行き、どう囲碁を打つか書くと番号があり言うとヘルパーさんが置いてくれます。


 後は買い物や散歩や車や電車やバスで、ヘルパーさんと旅に出たりして私の暮らしにはヘルパーさんが欠かせないです。私の47年間を振り返ると、介助してくれた人が今までに数えると400人以上いてこれが私の宝物でこれだけの人たちに支えられて幸せで、色んな事があったけれど今は良い思い出で障がい者も悪くないと思っています。

クリスマス会&音楽会

12月24日に、クリスマス会を行いました。スタッフによるウクレレの演奏もあり、また、ウクレレに挑戦する利用者様もいて、にぎやかな会になりました。